日常

人類の叡智

今回の大地震、大津波の被害に遭われた方々には心から御見舞申し上げます。
何もしてあげられない、智恵も体力も勇気もない自分が情けない限りです。

今の私は自分の仕事を一生懸命して社会のお役に立つことだけかと思います。

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ところで今大問題になっている原発のトラブル、これほどの安全基準と設備をもってしてもどうにもならない事態が発生するとは。

原発が日本で始めて稼動し、福井県から大阪の万博会場へ電気が送られたときは日本の未来は薔薇色に思えました。

そのとき言われていた「将来老朽化した原発をどう安全に解体するか」と言う問題について、今も良く覚えています。

曰く「今は安全に解体する技術はない。だけど科学技術がどんどん進んでいるので、原発が寿命を迎える30~40年後には多分その技術も確立されているだろう。だから今は解体技術を開発しながら運転をしていくのだ。」

今から思えばなんと乱暴な、むちゃくちゃな理論ですが、当時は誰もそんな風には考えず、人類の薔薇色の未来をみんな思い描いたものでした。

当時中高生だった私もその一人でした。

それから40年、当時の中学生が立派なとうが立ったオヤジになってもまだ解体どころか、安全に停止した原発の冷却すらままならない状況です。

技術的なことは専門外なのであまりいい加減なことは書けませんが、どうか叡智を傾けてトラブルを解決して欲しいと思います。

そして今回のことで「だから原発はダメ」と言う短絡的な方向には向かわないで欲しいと思います。

まだまだ「人類の叡智」の発展を信じて行きたいと思っています。

最後に感動的なニュース

この社員の方も同じようなことを多少思われたのかもしれません。

しかし実際は作業に当っている方が休憩中にケータイから2ちゃんねるに投稿した記事によると悲惨なものらしいです。

命がけの作業に頭が下がります。皆さん、がんばってください!
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舞鶴

「舞鶴と丹後の歴史講演会」に参加してきました。

先生が開口一番「私は舞鶴の歴史は語りません。日本の歴史を語るんです」

いやぁ、よくぞ言ってくださいましたパチパチパチ。

古代海人の残した日本最大の丸木舟が舞鶴で見つかった話、彼らの子孫が由良川をさかのぼってヤマト王国を建国。
彼らの祖神は豊受大神、つまりお伊勢さんと同じであり、この丹後の神様も大半が豊受系。
東国原さんがいくら「宮崎の高千穂にお参りして」と言っても、天皇陛下はお伊勢さんがご先祖だから宮崎には行かず、丹後の神さんを拝んでおられるのだ。

天下分け目の関ヶ原の戦いで細川幽斎親子の果たした役割。田辺城籠城戦とは。

近代日本存亡の危機であった日露戦争、バルチック艦隊との決戦に舞鶴鎮守府長官から連合艦隊司令長官に抜擢された東郷平八郎の採った戦法。

どれをとっても全国に誇れる「ネタ」ばかりですよね。

でも丹後の人は発信がヘタ。

もっともっと全国に郷土を発信しましょう。

なんだか故高橋卓郎先生(元文化財保護委員長)が蘇って来られて、またまたお尻を叩かれているような感触でした。

ご講演は「京都丹後学会」と言うのを東京で立ち上げられた坂本与一郎先生でした。

こうやって地元出身の方々がいろいろと発信していただいているのに、我々はまだまだですね。

出来ることは少しだけれど、機会をとらえていろいろと地元情報を発信していきたいものです。

一つ、質疑応答のときに時間がなくて聞きそびれました。
坂本先生、お名前の「与一郎」は「細川与一郎忠興」と同じですが、偶然ですか?

お店

風神雷神にご挨拶

大本山建仁寺を拝観してきました。

そう、あの俵屋宗達筆による風神雷神図屏風のあるお寺さんです。

弊社取引先が版権を借り受けて風神雷神の図柄のハンカチを製造し、それを販売させていただいている弊社としては、一度は拝観しておかねばと言う思いでした。
建仁寺

おりから塔頭が「京の冬の旅」で特別公開中で、雨の中たくさんの方が訪れていました。

もちろん屏風の本物は国宝指定で国立博物館にしまいこんであり、一般公開はしていないのですが、超高感度スキャナで読み取って高精細プリントされた複製品を目にすることが出来ます。
高精細復元された風神雷神図屏風
実に細かなところまで忠実に復元されており、これはこれで一見の価値は十分にありますよ。

ちなみに弊社の販売させていただいているハンカチはこちらです

お寺さんの売店でも、もちろん同じ物が売られてますが。

いつも思うのですが、ものを販売していてもただ仕入れたものを右から左へ動かすのでなく、その商品にまつわるいろんなことを知識として、体験として、売り手の思いとして伝えねば、お客様は納得して買っていただけないでしょう。

これがお店の個性だし、信用と言うものだと思います。
もちろん私個人の人間の幅にもつながると思っています(さて、どうかな

今回の拝観もそんな思いで以前から訪れてみたいと思っていたものでした。

これがすぐにお客様に伝わるものとして出せるかどうかは解りませんが、いろんな思いを伝えて生きたいと思っています。

ちなみにこの美術品複製プロジェクトで作られたものが一堂に会する展覧会が、同じ建仁寺で3月19日から行なわれるそうです。
こちらです

これも見てみたいものばかりです。

皆さんも是非どうぞ。

きものや

Author:きものや
旧海軍時代の面影残る港町、田辺藩時代の街並み残る城下町、美しい海と山に囲まれた街、舞鶴で“きものや”を営んでいます。
歴史小説の好きなオヤジ(分身のような娘は嫁に行き)、正体不明な社会人の息子(中国、深圳あたりで暗躍中)、家中の全権を掌握する自称「上品な」奥さん、要介護1のじじ、同5のばばの面々でやってます。